TEL. 052-587-2500
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目3番10号
(1)部品メーカーにもあるリコールリスク
完成品メーカーがリコールをし、そのリコールの原因が部品メーカーにある場合、完成品メーカーは
部品メーカーに対しリコール費用の求償を行います。
(2)リコール費用保険の引受け方法
○リコール費用保険はPL保険とセットでの引受けとなります。
○リコール費用保険の保険金額は原則としてPL保険の保険金額と同額以下で設定します。
○すでに別の損害保険会社でPL保険に加入している場合、当プログラムのPL保険は
超過保険(excess PL保険)として引受け可能です。
生産物賠償(PL保険) リコール費用保険
超過保険(Excess PL保険) 当プログラム |
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限度額1億円 |
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リコール費用保険 当プログラム限度額8000万円 |
※限度額は変動する場合があります。
(3)リコール費用保険の担保地域
日本国内のリスクだけではなく、海外輸出品は全世界担保が可能です。
北米を含め全世界担保で海外PL保険およびリコール費用を補償します。
(4)リコール費用保険の補償内容
@保険金をお支払いする場合
○対象生産物の欠陥により対人または対物事故が発生した場合
○対象生産物の欠陥により対人または対物事故が実質的に起こりうる場合
※初年度保険始期日以降に製造・販売した製品が原因で発生したリコールについて保険期間中に
保険会社に報告のあったものが対象になります。
※リコール費用保険における欠陥とは、対人・対物事故が発生している、または対人・対物事故が
実質的に起こる可能性のある製品の状態をいいます。また、実質的とはその程度および範囲を特定
できるということであり、空想的・架空上でないことをいいます。
A保険金の種類
○社告費用・・・新聞、雑誌、テレビ、ラジオ等の媒体を通じて消費者に通知するための費用
○郵便、電話、FAX当の通信費用
○回収製品または代替品の輸送費用、保管費用
○回収製品の廃棄費用
オプション(特約)により以下の費用も保険の対象とすることができます。
○代替品の製造原価(回収品の製造原価が上限となります)
○修理費用、回収品の取り外し、代替品の取り付け費用
B保険金をお支払いできない主な場合
○保険契約者、被保険者の故意もしくは重大な過失
○製品の耐久性、効能、品質についての虚偽の表示、法令違反
○有効期間、使用期限後の事故
○自然の消耗、劣化、腐敗
○保険期間以前に知っていた(当然知っていな彼場ならない場合)
○被保険者が買収した企業が買収以前に製造、販売した製品
○マーケットシェア、信用、評判、収益の維持または回復にかかわる費用
○代替品のおよび回収品の返還対価 ※1
○修理費用、回収品の取り外し、代替品の取り付け費用 ※1
※1 追加特約の付帯により補償可能
(5)リコール費用保険の引受限度額と保険金のお支払い方法
@引受限度額
US$1,000,000
A保険金のお支払方法
リコール費用保険金=(保険金の支払い対象となる損害ー免責金額)×縮小てん補率
【支払い事例】
リコール事故対象費用総額 5000万円
契約条件/リコール限度額 8000万円、免責金額500万円、縮小てん補率90%
(5000万円−500万)×90%=4050万円
※詳しくは普通保険約款、特別約款、特約条項をご確認ください。
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